私もpythonを導入したときは、パッケージ全部入りで問題ないだろうと思っていました。
pythonのバージョンによって、古いパッケージが使えなかったりするのでそういった場合に、古いpythonで古いパッケージを使う仮想環境を作成する必要が出てきます。
今回は、Anacondaで仮想環境を作成する方法をご紹介します。
なぜ仮想環境を作成するのか
仮想環境を作成する目的
- システム全体で使うPython環境に影響を与えずにモジュールの追加・入れ替えをしたい。
- 異なるバージョンの Python を使いわけたり、同じモジュールの、複数のバージョンを使い分けたい。
- 上記のように紹介されています。
仮想環境 - python.jp
Python を使って開発や実験を行うときは、用途に応じて専用の実行環境を作成し、切り替えて使用するのが一般的です。こういった、一時的に作成する実行環境を、「仮想環境」 と言います。 仮想環境は、次のような目的で使われます。 システム全体で使うPython環境に影
pythonのパッケージは、pythonのバージョンによっては使えない場合があります。
ですので、pythonのバージョンやソフトウェアの開発環境によって仮想環境を作成する必要があります。
Anacondaのインストール方法
Anacondaをインストールは下記でご紹介していますので参考にしてください。
Anacondaで仮想環境を作成する方法
- AnacondaNavigatorを開いて、赤枠のEnvironmentsをクリックします。

- Createボタンをクリックします。

- 仮想環境の名前を入力
- Pythonにチェックをいれて、バージョンを選択します。(しばらくは、3.6でよいかと思いますが、パッケージのバージョンによっては、3.5にした方が良い場合もあります。)

- Createボタンをクリックします。

- これで、新たに仮想環境ができました。あとは、必要なパッケージをインストールして開発を行えます。

いかがだったでしょうか。Anacondaでは、特にCLI(コマンドライン)を使用せずに仮想環境を作成することができるので初心者向きだと私は思っています。
仮想環境の考え方や、作り方はPythonで開発を行っていくうえで必要不可欠なのでぜひ覚えてください。
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