plotly.expressなどで散布図を作成するときに、グラフの描画が遅いなぁと感じることはありませんか?
特に、Webアプリ上での描画スピードは非常に重要なことかと思います。
今回は、plotlyでグラフ描画が重すぎるときの対処法をご紹介します。

https://plotly.com/python/webgl-vs-svg/
結論:WebGLを使おう
render_mode='webgl'
を使用すれば、描画スピードが速くなります。(デフォルトでは、autoになっています。)
px.scatter(data_frame=df,x='電力量',y='ガス量',render_mode='webgl')
CPUの演算からGPUでの演算に切り替えさせるので描画スピードが速くなるといった処理になります。
WebGLを使う理由
公式には下記のように記述があります。

- 要するに、1000データ以上を描画する場合は、描画のパフォーマンスを考えると’svg’より’webgl’の方が良いです。ということです。
確かに、体感でわかるレベルで遅くなっている気がするので、ローカル環境以外では基本的にWebGLを使う方がストレスなく使用できるかと思います。
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